電気代の値下げ、総選挙前は小幅か

カンボジアで7月の総選挙前に実施予定だった電気料金の大幅値下げが、見送られるとの観測が出ている。政府がここ数年の料金の引き下げを強調し始めたためだ。プノンペン・ポスト(電子版)が27日に伝えた。

鉱業・エネルギー省の報道官は、政府が2015~20年の間、低所得者向けの電気料金を毎年下げてきたと指摘。「1年前との比較では小さく感じるかもしれないが、数年単位では電気料金は大きく下がっている」とし、大口消費企業では10年比で1キロワット時(kWh)当たり350リエル(約10円)下がっていると強調した。

スイ・セム鉱業・エネルギー相は先月、総選挙に向けた与党・人民党の支持固めを目的に、電力の大幅な値下げを要望。これを受け、カンボジア電力庁(EAC)も同調したが、下げ幅は小幅にとどまった。

EACは4月から、月に201kWh以上使用する家庭の電気料金を1kWh当たり最大20リエル引き下げる方針。産業用の電力料金は1kWh当たり2リエルと、さらに小幅な値下げとなる。


関連国・地域: カンボジア
関連業種: 電力・ガス・水道政治

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