芝浦工大ロボットセミナー開催=日本人学校

芝浦工業大学の「ロボットセミナー」が、スランゴール州のクアラルンプール日本人学校(JSKL)で24~25日の2日間、開催された。子どもたちはロボット製作と競技を通じ、問題解決に向けて知識や技術を活用する「アクティブ・ラーニング」を実体験した。参加した子どもたちと保護者からは継続開催の望む声が上がっている。 

子どもたちは製作・デザインしたロボットを操縦して競技会に挑戦。会場は熱気に包まれた=25日、スランゴール州(NNA撮影)

子どもたちは製作・デザインしたロボットを操縦して競技会に挑戦。会場は熱気に包まれた=25日、スランゴール州(NNA撮影)

ロボットセミナーには、JSKLの児童・生徒を中心に、国内のインターナショナル校に通う児童・生徒を含めた約60人が参加した。初日は、芝浦工大オリジナルのロボット・キット「ボクサー」の製作に取り組み、芝浦工大のスタッフやボランティアのサポートを受けながら、本体の製作や動きの調整、デザインを行った。2日目は、ロボットのデザイン・コンテストと、競技会を実施した。

子どもたちは製作からデザインそして競技まで、知識だけでなく「手」を駆使して創意工夫する楽しさを体験した。セミナー後には「楽しく勉強できた」「ロボット技術者になりたい」などの感想が上がっていた。セミナーで講師を務めた芝浦工大・工学部の機械機能工学科マイクロロボティクス研究室の長澤准教授は、「自分の経験や仲間の工夫から得た学びをロボットの改良に生かすことができれば、さらに深い学びが得られる」と述べ、定期的なセミナー開催の重要性を指摘。子どもたちや保護者からも今後の開催継続を望む声が出ていた。

芝浦工大は昨年6月、JSKLの小学校4~6年と中学1年生を対象にしたロボット講義を実施していた。ロボットの実用例や最先端技術、プログラミングの基礎概念などについて学んだ子どもたちからは「理科系科目への興味が高まった」などの感想とともに、「ロボットを作ってみたい」と実体験を求める声が多数出ていた。大きな反響を得たJSKLと同大は、ロボットセミナーのマレーシア開催を決定。高砂熱学工業の協賛も得て、今回の開催が実現した。


関連国・地域: マレーシア日本
関連業種: IT・通信社会・事件

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