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化粧品大手のササ、台湾市場から撤退

香港地場の化粧品小売り大手、莎莎国際(ササ・インターナショナル)は21日、台湾市場からの撤退を決めたと発表した。これまで20年にわたり事業を展開してきたが、直近6年は赤字が続いていた。来月末で台湾の全21店を閉鎖する。

同社は、現地管理部門の再編を通じて運営効率の向上とコストの低減を図ってきたが、赤字圧縮にはつながらなかったと説明。同社の業績や経営に大きな影響は出ないとの見通しを示した。2017年9月中間期決算では、売上高に占める台湾市場の割合が2.5%にとどまっていた。閉店により、従業員約260人に影響が出る。

今後は中国本土、香港、マカオ、シンガポール、マレーシア市場と電子商取引(EC)事業に経営資源を集中する方針だ。

本土、香港、マカオの小売市場は、◇香港―深セン―広州を結ぶ高速鉄道「広深港高鉄」◇香港―広東省珠海―マカオを結ぶ海上橋「港珠澳大橋」◇広東省と香港、マカオの経済協力を強化する構想「粤港澳大湾区」◇習近平政権が掲げる現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」――からの恩恵を受ける見通しで、商機をより多くつかむため、先を見越して不採算事業の閉鎖による事業再編を決めた。


関連国・地域: 香港台湾
関連業種: 小売り・卸売りサービスマクロ・統計・その他経済

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