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テイクオフ:旧正月(春節)初一(元…

旧正月(春節)初一(元日)の朝、起床すると食卓の上におわんがひとつ、置かれていた。

「大麦と黒ごまのおかゆで、身体にいいのよ」と母上。「なるほど、元日の朝はこういうものを食べるのか。お雑煮のようなものか」とひとり納得していると、家人が「うちの朝食は年がら年中同じものじゃないか」と言う。特に、新年の朝に食べなければならないというものではなかったらしい。

家族全員がそろってごちそうを食べ、マージャンに興じ、花火の音を聞きながら眠りに就いた年越しから一転。その切り替えの早さに驚く。しかし思えば、私の祖父は長野の人で、実家では「お年取り」と言って大みそかにおせち料理やごちそうを食べていた。東京の下町から嫁いだ母は毎年「正月気分が出ない」と言っていたけれど。思わぬところで実家と当地が結びついた。(旗)


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 社会・事件

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