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ホテル従業員のヒジャブ着用、業界団体承認

マレーシアのホテル関連業界団体は、イスラム教徒(ムスリム)の女性従業員が勤務中にヒジャブ(ムスリム女性が着用するスカーフ)の着用を申し出た場合は承認することで合意した。3団体に加盟するホテル数は3,000軒に上る。9日付ウトゥサン・マレーシアが伝えた。

ホテル従業員のヒジャブ着用の是非が論じられたのは、労働組合の「ユニオンネットワーク・国際マレーシア労働者センター」が昨年、「数人の女性ホテル従業員から、勤務先でヒジャブの着用を禁じられているとの訴えがあった」との声明を発表したのが発端。ムスリムの女性が勤務中にヒジャブを着用する権利が与えられていないと訴えた。観光・ホスピタリティー業界への就職を希望する学生も、学校からインターンシップ(就業体験)や就職前にヒジャブを着けないように指導されるという。

業界団体は、「施設の世界的なブランド価値を維持するため、従業員の服装規定は、ホテルチェーンの国際基準に沿い長年運用されている」と説明していたが、人権団体などからは「ムスリムが多数を占めるマレーシアでは、そうした規則や慣習に疑問を投げ掛けることも必要」との声が出ていた。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 小売り・卸売りサービス観光

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