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THヘビー、FPSO契約の譲渡申し出

マレーシアの石油・ガス関連設備会社、THヘビー・エンジニアリング(THHE)は24日、海洋サービス事業者インソン・ホールディングスに対し、JX石油開発のプロジェクト会社JXニッポン・オイル&ガス・エクスプロレーションから受注した事業の移譲を申し出たことを明らかにした。25日付エッジ・ファイナンシャル・デーリーが伝えた。

譲渡対象は、JXニッポン・オイル&ガス・エクスプロレーションと契約したラヤン油ガス田(サラワク州沖SK10鉱区)での浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)関連事業。THHEは2014年、FPSOのエンジニアリング・資材調達・建設・据え付け・試運転(EPCIC)とリース契約を3億7,400万リンギ(約104億円)で一括受注していたが、FPSOの完成率は納期予定(16年6月30日)を大きく過ぎた現時点で約43%にとどまっている。

THHEは今後、インソン、JXニッポンと事業譲渡に関する協定を締結するほか、インソンとは事業譲渡の対価支払いについて取り決める方針。各社は関連当局の認可を取得した後、協定に調印する意向だ。インソンは昨年10月、同事業に参加する意欲を表明。THHEとJXニッポンと交渉している事実を認めたが、「具体的な合意には至っていない」としていた。

マレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア)への報告書によると、THHEは事業譲渡で得た資金を債務の返済に充当する考え。同社は現在、資金繰りに困っており、JXニッポンとの事業などを含め、資産や一部事業の譲渡を検討している段階という。インソンへのFPSO事業売却が実現すれば、業績回復への期待が高まるが、THHEは今回の申し出が拒絶された場合、JXニッポンとの契約が打ち切りとなる可能性があるため、経営にさらに大きな損失をもたらすとの見方を示している。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 金融建設・不動産天然資源マクロ・統計・その他経済

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