風力発電、利益が見込めず投資低調

ベトナムの風力発電は、電力買い取り価格の引き上げ後も、依然として十分な利益が見込めないため、投資が低調だという。6日付VNエクスプレスが報じた。

商工省は9月、風力による電力の買い取り価格を、陸上施設からは1キロワット時(kWh)当たり8.77米セント(約9.8円)、海上施設からは9.97米セントに引き上げることを提案した。同省エネルギー研究所によれば、これまでに50案件(約500万kW)の投資が表明されているが、実行は4カ所(15万9,200kW)にとどまる。

同省の価格引き上げ提案は、国内の陸上風力発電所への投資額が1kW当たり1,600米ドル、運転・維持費が1,000kW当たり年間少なくとも2万米ドルとする想定に基づく。別の研究によれば、ドイツ国際協力公社(GIZ)のベトナム向け風力発電支援プログラムを実行しない場合では、1kW当たり投資額が1,870米ドルに上る。

シンガポールに本拠を置く風力発電開発企業「ザ・ブルー・サークル」のオリビエ・ドゥゲ代表は、「ベトナムでの風力発電案件では、国内外銀行の協調融資でリスク分担する必要がある」と述べている。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 電力・ガス・水道社会・事件

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