仮想通貨取引所大手のビットポイントジャパン(東京都目黒区)は29日、韓国での仮想通貨取引所「ビットポイントコリア」のサービス開始を正式に発表した。日本のノウハウを生かして、韓国で投資家の拡大を狙う。海外の取引所は上海、香港、台湾(12月開始)に次ぐ4カ所目。
ビットポイントコリアは1日からベータ版のサービスを開始している。自分で取引プログラムを作成できるツール「メタトレーダー(MT)4」を提供する取引所としては韓国初。取引手数料は0.1%とした。将来的には商業施設など実店舗での決済サービスの展開を狙う。
今後、シンガポール、タイ、マレーシア、オーストラリア、英国での開設を目指す。ビットポイントジャパンの小田玄紀社長はソウルで開かれた記者会見で、「仮想通貨を通じ、世界で両替の手間をなくし消費者の利便性を高める」と述べた。
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