韓国と中国の特許当局が17日、出願された発明に関する「特許共同審査(CSP)」を推進することで合意した。韓国企業が中国で特許を出願する際の費用軽減と取得時間短縮が期待される。
韓国特許庁は同日、中国市内のホテルで中国国家知識産権局とCSP事業に関する覚書(MOU)を交わした。両国の特許当局は今後、実務チームを構成して具体的な推進方策をまとめる計画という。
両国のCSPが実現すれば、韓国企業が中国で特許申請する際の優先申請費用が免除され、取得期間も短縮できる見通し。中国での商品販売を目指す企業にとっては、偽造品が市場に出回るリスクを減らせるというメリットがある。
両国の特許当局はまた、デザイン特許に関する優先権書類の提出における電子的交換を迅速に推進していくことでも合意した。
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