〔オセアニアン事件簿〕戦闘機の機密情報、ハッカーに盗まれる

オーストラリア空軍が導入を予定する最新鋭ステルス戦闘機「F35」などに関連する機密情報がハッカーによって盗まれていたことが分かった。国防省の情報機関であるオーストラリア信号局(ASD)の担当者が11日、シドニーで開かれた会議で明らかにした。政府は総額140億豪ドル(約1兆2,295億円)以上を投じ、米軍需大手ロッキード・マーティンからF35を購入する計画を進めている。12日付地元各紙が伝えた。

ASDのクラーク部長によれば、ハッカーは国防省が契約しているある企業から33ギガバイトに上るデータを盗み、この中にジョイント・ストライク・ファイター(JSF)と呼ばれるF35に関する情報も含まれていたという。盗まれたものが極秘情報か、契約企業にとっての機密情報かは明らかになっていない。

サイバーセキュリティー担当のテハン副大臣は、重大な侵害行為だとした上で、詳細についてはコメントを控えた。テハン氏は、ハッカーの背後に外国政府がある可能性については否定しなかった。

クラーク部長は、犯罪組織か外国政府に雇われたハッカーである可能性を示唆。同部長によれば、ハッキングに使用されたのは、中国人ハッカーによって広く使用されている「チャイナ・チョッパー(China Chopper)」と呼ばれるツールだという。


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関連業種: IT・通信製造一般運輸・倉庫社会・事件政治

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