鳥取県、観光PRで初の単独イベント開催

鳥取県は11~12日、シンガポール中心部で県の魅力を紹介する「トットリ・ナイト」を開催した。2日間で4回の試食・交流イベントを実施。地元の観光業者やブロガー、一般参加者で会場は各回満席となった。鳥取県が単独で同様のイベントを開催するのは同国では初という。

トットリ・ナイトで振る舞われた日本酒を試飲する参加者ら=12日、シンガポール中心部(NNA撮影)

トットリ・ナイトで振る舞われた日本酒を試飲する参加者ら=12日、シンガポール中心部(NNA撮影)

トットリ・ナイトは、JR東日本が運営する飲食店「ジャパン・レール・カフェ」で行われた。イベントでは日本有数の水揚げ量を誇る鳥取のカニを使ったメニューや県産の日本酒、ナシなどが振る舞われたほか、同県観光大使の宮川光彩さんが鳥取観光の魅力を紹介した。

同県観光交流局の担当者によると、訪日シンガポール人旅行者はリピーターが多く、東南アジアで人気の東京や大阪、北海道など以外の地域の観光需要が増えている。加えて、アクティビティーを求める個人旅行者も増加傾向にあり、「鳥取県が提供できるものは多くある」という。

鳥取県で体験できるアクティビティーには、鳥取砂丘でのラクダ乗り、砂の上の走行が可能な自転車「ファットバイク」、パラグライダーのほか、海水の透明度が高い浦富海岸でのシーカヤックなどがある。

■SNSを積極活用

鳥取県がシンガポールからの観光客誘致に力を入れ始めたのは2016年の初め。15年に320人余りだった同県へのシンガポール人旅行者は、16年に約770人まで増加した。同担当者は「近く1,200人まで増やす」と意気込みを示した。

今後は、インフルエンサー(インターネットで影響力のある個人)や会員制交流サイト(SNS)を活用したプロモーションを推進する考え。すでにフェイスブックを通じた英語での発信を強化しているほか、英語圏に影響力を持つインフルエンサーに作成を依頼したユーチューブの動画は、公開1カ月で12万回再生を達成した。10月には、シンガポールで地元のブロガーなどインフルエンサーを集め、鳥取の魅力を伝えるイベントを開催する。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 観光・娯楽社会・事件

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