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初の無人コンビニ登場、ナンヤンポリテクに

シンガポール中部にあるナンヤン・ポリテクニック(国立技術高等専門学校、NYP)のキャンパスに、国内初となる無人のコンビニエンスストアが登場した。商品の会計をキャッシュレスのセルフ方式で行う無人レジや、在庫管理や商品発注を自動化するシステムを導入している。現在、同校の一部生徒を対象に試験営業を行っており、今月4日には一般客向けの営業を開始する。

このコンビニは、地場のスーパー大手NTUCフェアプライス系列のチアーズがナンヤン・ポリテクニックと連携して開設。運営は同校生徒が全面的に担い、職業訓練の機会ともなる。

7月28日に中部アンモキオで行われた開業式典に出席したS・イスワラン通産相(産業担当)は「(チアーズの新店舗は)未来のコンビニの姿を示すものだ」と語った。

同店舗は、顧客がスマートフォンに無料のアプリ「ショップ・イット・ユアセルフ」をダウンロードし、アプリ上で生成されたQRコードを使って入店すると、店舗から出るまでドアに鍵がかかる仕組み。店内には、パイやタルト、ピザ、チャーハンといった温かい調理済み食品を扱う自動販売機も設置されている。

無人レジは地場の電子決済機関NETS(ネットワーク・フォー・エレクトロニック・トランスファーズ・シンガポール)によるデビットカードや通常のクレジットカード、交通系ICカード「ezリンクカード」、米アップルの電子決済サービス「アップルペイ」、グーグルの「アンドロイドペイ」など、さまざまな電子決済に対応している。

商品が品薄になると自動的に発注をかける最新の在庫管理システムも導入。人手をかけずに済むようにしたことで、週当たり最大180人時の生産性向上が見込まれるという。

チアーズは8月中に無人コンビニの2号店を東部タンピネスに出店する計画。向こう2年で、さらにこうした店舗を増やしていく方針だ。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: IT・通信小売り・卸売り

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