台湾初の自主開発人工衛星、米国で8月発射

台湾が初めて自力で開発した人工衛星「福爾摩沙衛星5号(福衛5号)」が、台湾時間8月25日午前2時50分に米カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から発射されることが分かった。自由時報などが伝えた。

福衛5号は、台湾政府系の研究機関である国家実験研究院(国研院、NARLabs)管轄の宇宙研究機関、国家太空中心(NSPO)や域内企業、大学など50超の機関が約8年をかけて共同開発を進めた。重量は約300キログラムで、製造費は56億5,900万台湾元(約210億円)。宇宙の気象モデルの構築やプラズマの乱流・変化の観測、地震発生直前の電離圏異常の研究などに役立つとされる最先端の電離層観測装置(AIP)を搭載。発射後は前任機である「福爾摩沙衛星2号(福衛2号)」の任務を引き継いで宇宙での気象や地形に絡むリモートセンシングを担う。台湾科技部(科学技術省)の陳良基部長によると、収集したデータは施政や防災・自然災害の評価、領土の安全確保などに用いられるという。

桃園市の鄭文燦市長によると、福衛5号は現在、国家太空中心で保管され、米国輸送前の最終準備が進められている。あす19日には、台湾航空大手の中華航空(チャイナエアライン)が台湾桃園国際空港からバンデンバーグ空軍基地に向けて輸送する。

国家太空中心を視察する、科技部の陳良基部長(左)と行政院の林全院長(中央)=新竹市(行政院提供)

国家太空中心を視察する、科技部の陳良基部長(左)と行政院の林全院長(中央)=新竹市(行政院提供)


関連国・地域: 台湾米国
関連業種: IT・通信製造一般

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