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3月の失業率2.2%、若者・専門職の雇用悪化

シンガポールの人材開発省(MOM)が13日発表した3月の外国人を含む失業率(季節調整済み改定値)は2.2%だった。速報値から0.1ポイント下方修正されたものの、2016年3月から上昇している。シンガポール人と永住権(PR)保持者の失業率は、7年ぶりの高水準を付けた16年12月から横ばいだった。前年同月と比べると若者を中心に失業率が上昇。長期失業者も増えており、経済の先行き不透明感が強まる中で雇用情勢の悪化が鮮明になっている。