富士ピー・エス(福岡市中央区)はミャンマー最大の都市ヤンゴンに、建設コンサルタント業務、技術支援業務を手掛ける現地法人を設立したと発表した。現地でプレストレスト・コンクリート(PC)工事の拡大を見込み、自社のPC技術を生かしてインフラ整備事業への参入を狙う。
ヤンゴン中心部のカマユット郡区に9日9日付で「ミャンマー・富士ピー・エス・コンストラクション」を設立、11月27日から営業を開始した。資本金は5万米ドル(約600万円)で、富士ピー・エスが99%、同社の池田秀雄執行役員が1%を出資。池田氏は新会社の社長も務める。
富士ピー・エスはミャンマーで住宅建設や橋りょうなどインフラ建設への参入を目指し、昨年9月に自社のPC技術などの指導・支援、工事施工における協業体制構築の可能性を検討するため、現地企業と基本合意したと発表していた。
パートナー企業名は明らかにしていないが、今回の発表では、協議を重ねており、住宅開発や鉄道・高速道路などインフラ整備事業計画を進めているという。
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