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エコビルド開幕、宮城県企業がLED照明売込み

環境に配慮した建物やデザインに関する展示会「エコビルド東南アジア2014」が17日、開幕した。日本企業では、建設資材などを手掛けるニイヌマ(宮城県石巻市)が、工場などに使われる水銀灯や投光器の代替となる発光ダイオード(LED)照明を売り込んでいる。

エコビルド東南アジアは、英国の展示会「エコビルド」をモデルに昨年から開催されている。地場系のほか、日本、韓国、中国、シンガポール、ドイツ、英国などの海外企業が、環境に配慮した建設やデザインに関する幅広い製品を紹介。また開催期間中には、各種セミナーも開催される。

■拡販の足がかりに

今回、海外の展示会に初めて出展するニイヌマは、工場や倉庫のほか、屋外駐車場など天井の高い設備向けの水銀灯や投光器の代替となるLED照明を展示した。

日本では「クレア高天井LED」の名で販売している製品で、水銀灯と同等の明るさでありながら、消費電力を5分の1に減らせることが特徴。水銀灯で250ワット、400ワット、700ワット、1,000ワット相当の明るさが得られる数タイプを展示した。環境事業部の山崎勝弘・事業部長によると、約2年間でコストを回収できることが売りで、日本では過去2年で約8万個を売り上げている。

同社は今年5月にシンガポール拠点を設立し、東南アジア向けの販売を進めている。今回の展示会を足がかりに、まずは地場建設会社や電気工事業者などに売り込み、販路を確立したい考え。山崎事業部長は「現地のニーズを探り、それに合わせた仕様の製品を提供することを考えている」と話した。マレーシアやインドネシア、タイなどでの販売を見込む。

ただ東南アジアでは、中国製の安価な製品が出回っていることなどから、価格競争力を高めるため、将来的にはベトナムやカンボジアなど海外での組み立て生産を通じて、価格を引き下げることも視野に入れているという。

山崎事業部長は「日本製の高品質で安心して使用してもらえる点などをアピールしていきたい」と意気込みを語った

エコビルドは、建設や不動産業界のフォーラムなどと併せ「国際建設週間(ICW)2014」の一環として開催。クアラルンプールのプトラ世界貿易センター(PWTC)で19日まで3日間の日程で開催されている。


関連国・地域: マレーシア日本ASEAN
関連業種: 電機その他製造建設・不動産IT・通信マクロ・統計・その他経済

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