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下院、3日間の審議日程否決

離脱協定法案が第2読会通過も

英下院(定数650)は22日、ジョンソン首相が欧州連合(EU)と合意した離脱協定修正案を国内法化するための離脱協定法案(WAB)の審議を開始した。最初の採決となる第2読会では、法案の審議を続けることが賛成多数で可決されたものの、審議日程を3日間とする政府動議は否決された。これは10月31日のEU離脱実現が遠のいたことを意味し、ジョンソン首相は、合意なき離脱への準備を加速させるとともに、EUが離脱延期要請にどう返答するかを待つ間、法案の審議を停止するとした。