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TSMCの張忠謀氏が引退、二頭体制に

ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の創業者である張忠謀氏(86)は、5日の同社股東会(株主総会)で正式に董事長職を引退した。今後TSMCの経営は、劉徳音董事長と魏哲家・総裁兼副董事長の「二頭体制」になる。産業界からは、一代でTSMCを世界最大のファウンドリーに育て上げた「半導体の父」の引退を惜しむ声が相次いだ。

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