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グラントソントン・インディア花輪の「GST虎の巻」

7月1日にインドで導入された統一税制、物品・サービス税(GST)は申請の流れや仕組み自体が複雑で、戸惑う日系企業も少なくない。導入後も国会で税率の見直しや申請期限の変更などが相次いでいる。1件の取引(売買)で月3回の申請作業がパソコン上で必要となり、情報入手が不可欠だ。会計コンサルティング大手グラントソントン(GT)インディアのジャパンデスク・ディレクター、花輪大資氏(日本国公認会計士)が政府発表を基に適宜情報を更新。新たに進出する日系企業にも役立つ、GST登録の流れや納税関連の用語も解説する。