フィリピン【18年の10大ニュース】税制改革元年、消費拡大にブレーキ経済マクロ経済政策・法律・規制2018年のフィリピンは、20年ぶりの税制改正となる税制改革法(TRAIN)が年初に施行され、ドゥテルテ政権3年目にして、歳入の拡大とインフラ支出の拡大とい…
フィリピン【第1位】物価上昇止まらず、5回利上げで抑制経済マクロ経済年初に施行された税制改革法(TRAIN)による物品税引き上げや原油価格高騰、ペソ安の影響で物価上昇が顕在化した。特に食品、アルコール飲料・たばこや交通…
フィリピン【第2位】新車販売、7年ぶりマイナス成長車両マクロ経済自動車政策・法律・規制フィリピンの2018年の新車販売台数は、7年ぶりのマイナス成長に落ち込んだ。1月に施行された税制改革法(TRAIN)による自動車物品税の引き上げ、通貨ペソ…
フィリピン【第3位】中国と南シナ海の共同資源開発に合意政治マクロ経済石油・石炭・ガスインフラ政治一般外交 フィリピンと中国は、領有権問題がくすぶる南シナ海で、石油や天然ガスなどの資源を共同開発することで正式合意した。ドゥテルテ大統領と中国の習近平国家主席…
フィリピン【第4位】1兆円支援へ円借款のインフラ事業着々経済マクロ経済インフラ金融一般建設・プラント陸運外交 フィリピンが加速するインフラ整備に対する経済支援を、日本政府は着実に実行に移していった。安倍晋三首相が2017年1月に、5年間で官民合わせて1兆円を支援…
フィリピン【第5位】バンサモロ基本法成立、和平前進政治社会一般文化・宗教政治一般政策・法律・規制選挙 ミンダナオ地方にイスラム教徒を中心とした自治政府を樹立するバンサモロ基本法(BOL)が、7月に成立した。40年以上続く政府とイスラム系反政府勢力との紛…
フィリピン【第6位】ジプニー近代化始動、EV導入例も運輸自動車電機陸運政策・法律・規制 フィリピン政府の公共交通車両(PUV)近代化プログラムに沿った新型ジプニー(フィリピン式乗り合いバス)の納入が、今年半ばに開始された。日野自動車とい…
フィリピン【第7位】ボラカイ島、環境対策で半年閉鎖観光観光環境政策・法律・規制 フィリピンのドゥテルテ大統領は4月、環境汚染が深刻化していた人気の観光地アクラン州ボラカイ島に災害非常事態宣言を発令し、半年間の閉鎖を命じた。政府は…
フィリピン【第8位】2国際空港を増強、マニラ一本足脱却へ観光建設・プラント空運観光 リゾート地2カ所の国際空港が旅客処理能力を大幅に増強した。政府は、財閥サンミゲル・コーポレーションが提案するマニラ首都圏近郊の新空港開発にゴーサイン…
フィリピン【第9位】外資規制リスト、1年遅延で改定経済マクロ経済 フィリピンのドゥテルテ大統領は10月29日、外国資本の参入や外国人の就業を禁止・制限する分野を定めた「外国投資ネガティブリスト(FINL)」を改定する大…
フィリピン【第10位】日系の不動産開発、新規続々建設不動産建設・プラント 2018年は、日系の不動産開発会社のフィリピン進出がより鮮明となった。中間層向け住宅などを開発する既存企業に加え、商業施設やオフィスビルなど新規案件が多…
フィリピン【番外編】日系企業の太陽光発電導入相次ぐ経済マクロ経済 フィリピンでは今年、日系企業が工場の屋根に太陽光発電システムを導入する動きが相次いだ。 日本たばこ産業(JT)は6月、バタンガス州の工場に発電容量4…