インドネシア【インサイド】キャッシュレス化は何を意味するのか(6)経済マクロ経済IT一般通信金融一般Go―Pay(交通系)の場合は、Go―Jek/Go―Payがスマホアプリであるため、その利用者は、(少なくとも現時点では)スマホ保有者に限られる。イン…
インドネシア【インサイド】キャッシュレス化は何を意味するのか(5)経済マクロ経済IT一般金融一般(前回の続き)キャッシュレス化の進展は、社会にどのような影響を及ぼすのだろうか。一般的に挙げられていることは、決済コストの低減、利便性の向上、取引の透…
インドネシア【インサイド】キャッシュレス化は何を意味するのか(4)経済マクロ経済(前回の続き)一方、マスターカード社と米国・タフツ大学フレッチャースクールは、「Digital Evolution Index」と題し、主要60カ国のデジタル経済発展度に関する…
インドネシア【インサイド】キャッシュレス化は何を意味するのか(3)ITIT一般通信金融一般卸売り政策・法律・規制小売り2015年、インドネシア政府は、「The 2020 Go Digital Vision」と題するデジタル化ロードマップ(工程表)を発表した。同ロードマップでは、20年までに「1,000社(…
インドネシア【インサイド】キャッシュレス化は何を意味するのか(2)経済マクロ経済IT一般通信金融一般その他サービスGo-Jekが展開するあらゆるサービスを、消費者が安全かつ便利に購入するためのしくみが、Go-Payと呼ばれるアプリ内の決済システムだ。消費者は、Go-Jekが展開する…
インドネシア【インサイド】キャッシュレス化は何を意味するのか(1)経済マクロ経済IT一般通信卸売り倉庫陸運小売り2017年8月、インドネシアを代表するユニコーン企業の1つであるGo-Jekは、「Go-Jekがインドネシアにもたらしたもの」と題するプレゼンテーションを発表した。 …
インドネシア【インサイド】Rumah Sakit Mata Primasana経済マクロ経済最後に紹介するRumah Sakit Mata Primasana(RSMP)は、ジャカルタで開業準備中の眼科専門病院だ。RSMPのミッションは、徹底的な業務の見直しによって1人…
インドネシア【インサイド】Sanitas Internacional医薬保健医療設備投資Sanitas Internacionalは、スペインで創設されたヘルスケアグループだが、現在は南米4カ国(ベネズエラ、コロンビア、ペルー、ブラジル)を主要事業拠点としてい…
インドネシア【インサイド】シンガポールFullerton Health経済マクロ経済保健医療Fullerton Healthは、シンガポールに本社を置き、シンガポール、インドネシア、マレーシア、香港、オーストラリアの5カ国・地域で、「企業向けヘルスケアサービ…
インドネシア【インサイド】タイBDMS(2)経済マクロ経済保健医療設備投資(前回より続く) 2つ目の柱は、「エクセレンスの強化」だ。過去数年にわたり、BDMSは、腫瘍領域ではMD Anderson、労働衛生、小児、リハビリではOregon Hea…
インドネシア【インサイド】タイBDMS(1)経済マクロ経済(前回より続く) まずは、総合病院グループの雄であるタイのBDMSを代表例に、大手グループの動きを紹介したい。BDMSは、中期戦略の中で、成長の柱として…
インドネシア【インサイド】広域展開化医薬保健医療(前回より続く) 3つ目の構造変化として挙げられるのは、「広域展開化」だ。 インドネシアの有力病院グループSiloam Hospitalsは、2016年に、Siloam Hospital…
インドネシア【インサイド】「保険加入」患者の増加経済マクロ経済タイ最大の民間病院グループBDMSの2016年第3四半期の決算発表資料を見ると、「支払いタイプ別構成比」を紹介するスライドで、BDMSは「保険者払い」とい…
インドネシア【インサイド】メディカルツーリズムの鈍化(2)医薬保健医療(前回より続く) ■1.1.3 「自国では受けられない」医療を求める患者(「ニッチな医療」型) 3つ目の患者層は、規制や医療設備などの問題で、自国では受けられ…
インドネシア【インサイド】メディカルツーリズムの鈍化経済マクロ経済保健医療◆メディカルツーリズムの市場規模は2012年に100億米ドル(約1兆1,300億円)だったメディカルツーリズム市場は、年平均17.9%で成長し、19年までに325億米ドルに…
インドネシア【インサイド】正念場を迎えた「総合病院」モデル医薬保健医療アジア最大の民間病院グループであるIHHヘルスケアの2016年第3四半期の業績は、売上高が前年同期比18%増の24億リンギット(約613億円)、EBITDA(利払…
インドネシア【インサイド】AEC発足と地場企業の動向(9)経済マクロ経済建設・プラント日本企業が、東南アジア諸国連合(ASEAN)の現地企業をモニタリングしながら最新の事業動向をつかみ、彼らの課題にアプローチできれば、確実に今後の成長市…
インドネシア【インサイド】AEC発足と地場企業の動向(8)経済マクロ経済AECはあくまでもASEAN企業の成長のための取り組みであるが、AECによるASEAN経済の発展は日本企業にとっても事業拡大の好機である。日本企業のA…
インドネシア【インサイド】AEC発足と地場企業の動向(7)経済マクロ経済前回は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の経済発展に伴い、国内外の企業による競争が激化する中、域内の企業が抱える4つの課題のうち1つ目を紹介した。今回…
インドネシア【インサイド】AEC発足と地場企業の動向(6)経済マクロ経済東南アジア諸国連合(ASEAN)の経済発展に期待し、域外のプレーヤーがASEANに殺到している。現地企業も外部の脅威に対抗するため、また、自ら事業機会…
インドネシア【インサイド】AEC発足と地場企業の動向(5)経済マクロ経済前回は、東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)の発足を契機に動きがみられる域内企業の3つの投資パターンのうち1つ目を紹介した。今回は残り…
インドネシア【インサイド】AEC発足と地場企業の動向(4)経済マクロ経済設備投資東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)を背景に活発化しているASEAN現地企業の投資パターンは、大きく3タイプに分けられる。 1.ASE…
インドネシア【インサイド】AEC発足と地場企業の動向(3)経済マクロ経済東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)への取り組みは進んでいるものの、行政の未熟さやインフラの未整備など、ASEAN融合のハードルとなる…
インドネシア【インサイド】AEC発足と地場企業の動向(2)経済マクロ経済AEC発足までの2番目の目標である「競争力のある経済地域」では、輸送インフラ、エネルギー、電子商取引などにおける基盤整備がテーマとして挙げられている。…
インドネシア【インサイド】AEC発足と地場企業の動向(1)経済マクロ経済貿易雇用・労務2003年に構想された東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)が、15年12月末に発足した。当初の設定目標の中で達成できないものも残ったが、それら…
インドネシア【インサイド】成長期を迎えたEC市場(9)商業IT一般卸売りその他サービス小売り筆者が注目するもう1つのトレンドは、「オフラインとの融合」だ。従来オフラインを主戦場としていた企業が、オフラインでの競争優位性を生かしてオンラインにも…
インドネシア【インサイド】成長期を迎えたEC市場(8)商業IT一般卸売りその他サービス小売りこれまで見てきたように、「中間層のオンライン化」と「フルフィルメントの充実化」によって、インドネシアのEC市場は本格成長期を迎えている。「機は熟した」…
インドネシア【インサイド】成長期を迎えたEC市場(7)商業IT一般卸売りその他サービス小売り市場成長の最後のドライバーは「購入額/購買頻度の増加」だ。2012年から14年にかけて、EC利用者1人当たりの購入額/購買頻度は1.21倍に拡大した。ECでの取…
インドネシア【インサイド】成長期を迎えたEC市場(6)商業IT一般卸売りその他サービス小売りこうした観点から、決済は、ECのフルフィルメントにおいて残された大きな課題であり、であるがゆえに大きな事業機会であると言えよう。実際、残された事業機会…
インドネシア【インサイド】成長期を迎えたEC市場(5)商業IT一般金融一般卸売りその他サービス小売りモバイル通信と物流インフラが大きく改善された一方で、依然課題として残っているのが「決済」だ。図は、2014年時点でのEC利用者の決済手段と決済手段別のキャ…
インドネシア【インサイド】成長期を迎えたEC市場(4)商業IT一般電子・コンピューター卸売りその他サービス小売りこうした事実を裏付けるもう1つの変化がある。BtoCプレーヤーの台頭だ。APJII(Indonesia Internet Service Provider Association)の調査(図)による…
インドネシア【インサイド】成長期を迎えたEC市場(3)商業IT一般電子・コンピューター卸売りその他サービス小売りeMarketerの調査によると、(ネット人口に占める)EC利用率は、2012年の7.8%から14年には11%に増加した。2年間で1.41倍に増加しており、EC市場拡大の最大…
インドネシア【インサイド】成長期を迎えたEC市場(2)商業統計IT一般電子・コンピューター通信卸売りその他サービス小売りAPJII(Indonesia Internet Service Provider Association)の調査によると、インターネット利用率(対人口)は、2012年の25.7%から14年には34.9%に増加し…
インドネシア【インサイド】成長期を迎えたEC市場(1)商業卸売りその他サービス小売り2013年に発刊した弊社ニュースレター「インドネシアのeコマース市場:現状と参入のタイミング」の中で、筆者は、2012年時点でのインドネシアEC市場について、…
インドネシア【インサイド】ASEANヘルスケア(12): 民間病院がもたらす事業機会(2)医薬保健医療筆者は、戦略領域における貢献はもちろんだが、こうした民間病院の「選択と集中」に貢献できる企業/ビジネスにも、大きな事業機会があるのではないかと考えてい…