タイ政治社会の潮流

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タイ研究の草分け的存在、赤木攻・大阪外国語大学名誉教授による連載コラム「タイ政治社会の潮流」。1960年代の学生時代からタイを学び、タイ留学、在タイ日本大使館での研究員、日タイの大学での教員生活など、豊富な経験を生かし、タイの政治、社会に鋭く切り込みます。

筆者紹介

Akagi

赤木 攻(あかぎ おさむ)
大阪外国語大学名誉教授
大阪外国語大卒業後、国立チュラロンコン大に留学。大阪外国語大教授を経て、1999年同大学長に就任。2004年から、東京国際交流館館長、東京外国語大学特任教授、大阪観光大学学長などを歴任。日本タイ学会会長も務めた。
第2回アジア・太平洋賞 特別賞を受賞した「タイの政治文化」(勁草書房)など著書多数。近著に「タイのかたち」(めこん)。プミポン国王のベストセラーの日本語版「奇跡の名犬物語」(世界文化社)の翻訳も手掛けた。
1944年、岡山県新見市生まれ

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【タイ政治社会の潮流】オリンピック金メダルとプーミポン国王 第355回(07/22)

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【タイ政治社会の潮流】硬性憲法 第353回(06/24)

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【タイ政治社会の潮流】「仏暦2467年王位継承に関する王室典範」と「憲法」 第352回(06/10)

70年間在位し名君と言われたラーマ9世王が崩御してからすでに5年が過ぎようとしている。その名君であっても…

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【タイ政治社会の潮流】学界への締め付け 第348回(04/16)

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昨年8月ころから本格化した青年層を中心とする政治改革・軍部改革・王制改革などを求める改革運動(若者反乱…

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【タイ政治社会の潮流】国王が「花籠」を一政治家に 第346回(03/18)

今タイの巷間で話題になっているニュースの一つは、本人からのSNSへの提供が震源のようである。それは、…

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第345回 東南アジアを語る場合、我々日本人にとかく欠けがちな重要な問題(視点)の一つに「少数民族(山地…

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【タイ政治社会の潮流】タイとミャンマー(ビルマ)(02/18)

第344回 2月1日にミャンマーで生じた軍事クーデターは、タイにとって隣国であるだけに衝撃的であったに違…

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【タイ政治社会の潮流】「1932人民党」と「2020人民党」(02/04)

第343回 まず、バンコク王朝150周年の1932年6月に生じた「人民党革命」について少し述べておかねばなるま…

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【タイ政治社会の潮流】「王者の十徳」(01/21)

第342回 ラーマ10世現国王の即位は2016年10月であったが、その戴冠式が2019年5月4~6日の3日間にわたり…

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【タイ政治社会の潮流】揺らぎ始めた「ラック・タイ」(01/07)

第341回 仏暦2564年(西暦2021年)を迎え、例年になくすっきりしない気分である。頭のどこかに常に重しがあ…

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第340回 年末である。恒例の日本漢字能力検定協会の「今年の漢字」に「密」が選ばれたとの報道に接し、タイ…

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【タイ政治社会の潮流】仏教界にも新しい動き?―仏教と政治―(2020/12/11)

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