11月の自動車販売、10.5％増の5.3万台

マレーシア自動車協会（ＭＡＡ）は17日、11月の自動車販売台数は前年同月比10.5％増の５万3,365台だったと発表した。新車販売は３カ月連続で前年実績を上回った。ただ販売会社の営業日が少なかったことなどで、前月比では3.6％減少した。

乗用車の販売は前年同月比9.5％増の４万6,392台、商用車は17.2％増の6,973台だった。

生産は全体で32.8％増の４万6,968台となった。内訳は乗用車が37.1％増の４万2,934台、商用車が0.1％増の4,034台となっている。

１～10月の累計では、販売が前年同期比2.7％増の56万7,170台だった。うち乗用車は1.3％増の49万8,723台、商用車は14.7％増の６万8,447台。生産は全体で4.5％増の52万4,467台で、乗用車が1.7％増の46万7,861台、商用車が35.2％増の５万6,606台となっている。

ＭＡＡは12月の販売について、11月の水準を下回ると予測。理由として、消費者が2013年モデルが発売されるまで買い控える傾向があるためと説明している。