NNA ASIA

感染拡大で医療崩壊の恐れも

ラマダンの行動が鍵、識者の警告

新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、政府が人の移動を強く制限しなければ、医療崩壊が起きる可能性がある――。インドネシアのコンサルタント会社アジアコンサルト・アソシエーツの代表、バクティアル・アラム氏は23日に開催したオンライン講演会で、国立インドネシア大学公衆衛生学部の報告書を引き合いに、こう警告した。きょう24日から始まり帰省シーズンでもあるイスラム教の断食月(ラマダン)から1カ月の間に、どこまで行動を制限できるかが喫緊の課題という。