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104と1111、中国企業の人材仲介か

台湾の人材紹介サイト「104人力銀行」と「1111人力銀行」で、サイト上に「中国工作(中国勤務)」とのタグを付け、中国企業の人材募集を行っていた疑いが出ている。台湾政府の対中政策を所轄する行政院大陸委員会(陸委会)は、中国との人的往来に関する規定「両岸人民関係条例」に違反していると認められれば、タグの削除や罰金を科すことができるとの認識を示した。24日付自由時報が伝えた。

1111人力銀行の「中国工作」の専門ページでは、中国で事業を行う台湾企業による募集に加え、福建省福州市に拠点を置く「鋭捷網路」が紹介されていた。サイトでは、同社を「中国データ通信ソリューションの代表的ブランド」と記載した上で、20の職種募集が行われていたという。

104人力銀行の「中国工作」は、海外で登録する仕組み。サイトでは、北京市や広東省、江蘇省での人材募集を掲載している。台湾の旅行代理店といった企業もある一方、博士課程の台湾人を求める現地の大学などの募集も見られる。

陸委会は、中国で活動する台湾企業が台湾人向けに人材募集を行うことは可能である一方、中国登記企業による台湾での人材募集活動はまだ認められていないと指摘する。実際に、人材仲介を行った事実が確認できれば、両岸人民関係条例違反で5万~500万台湾元(約18万~1,800万円)の罰金処分になると同委員会は説明。以後も改善されない場合は続けて処分することもありうるとの見解を示した。

陸委会はまた、台湾の人材仲介会社が中国企業の人材募集を掲載した場合、両岸関係条例の「広告禁止」の規定に違反する可能性にも言及。この場合、罰金額は10万元から最高で50万元になるとしている。

報道に対し、104人力銀行を運営する一零四資訊科技は、「全面的に法令を順守している」とコメント。また、1111人力銀行の運営事業者である全球華人は、「サイトに掲載している情報は法律違反にあたらない」と反論。サイトで紹介された鋭捷網路は、自社が契約しているトルコの事業者であると説明した。


関連国・地域: 中国台湾
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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