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グラブ、後払い決済など金融サービス拡充

「グロー・ウィズ・グラブ」構想について説明するルーベン・ライ上級マネジング・ディレクター(グラブ提供)

「グロー・ウィズ・グラブ」構想について説明するルーベン・ライ上級マネジング・ディレクター(グラブ提供)

シンガポールの配車サービス大手グラブが金融サービスの拡充に乗り出す。クレディセゾンとの提携を生かした後払いサービスを含む決済、融資、保険関連のサービスを展開する。金融部門グラブ・フィナンシャル・グループが19日発表した。

同社のルーベン・ライ上級マネジング・ディレクターはこの日、シンガポールで開催中のフィンテック(ITを活用した金融サービス)・電子決済の国際会議・展示会「マネー20/20アジア」で、新たな事業構想「グロー・ウィズ・グラブ」を公表。東南アジアの中小企業や起業家向けを中心に、さまざまな金融サービスを提供していく方針を掲げた。

具体的にはまず、グラブの決済システム「グラブペイ」を電子商取引(EC)サイトや、小売店の販売時点情報管理(POS)端末で使えるようにする「ペイ・ウィズ・グラブペイ」を始動。すでに飲食店チェーン「コーヒー・ビーン・アンド・ティー・リーフ」「パリ・バゲット」のシンガポール国内の店舗で導入が決まっている。

向こう数週間以内には、クレディセゾンとの合弁会社が後払いサービス「ペイ・レイター」の提供を開始する。消費者はペイ・レイターを使って即座に商品を購入できるが、支払いは当月末にまとめて行うことができる。金利や手数料は無料。クレジットカードよりも手軽に利用することができる。後払いサービスを利用できるのは、グラブ独自の審査を通ったグラブアプリ利用者に限られる。

また、グラブの運転手向けの保険サービスも拡充。すでに提供している個人傷害保険、病気休暇保険の保障内容を充実させたプランを提供する。

グラブ・フィナンシャルはこうしたサービスの提供を皮切りに、東南アジアで最大級の加盟店ネットワークを持つ、インシュアテック(ITを活用した保険サービス)・フィンテック企業として成長することを狙っている。


関連国・地域: シンガポールASEAN
関連業種: 金融運輸IT・通信サービス

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