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テイクオフ:オーストラリアの公園で…

オーストラリアの公園で突然けたたましい「笑い声」が聞こえたら、それはワライカワセミだ。いつも何がおかしいのかと一瞬思ってしまうほどの鳴き声で、1羽だけでもかなり大きいが、数羽集まるとかなりの音量になる。

なかなか愛嬌(あいきょう)のある顔をしており、結構な距離を近づいても逃げなかったりするので意外に人なつこい鳥なのかと思っていた。ところが、最近知って驚いた生態の一つに、巣で一番先に卵からかえったワライカワセミは、同じ巣でまだかえっていないか、かえったばかりのカワセミを殺して、自分だけが親鳥の世話を受けて生き残るというものがあった。

人間の安易な感傷を持ち込んでも筋違いだが、ワライカワセミの幼少期の生存戦略を知ってからは、鳴き声を聞く度に、生き残ったものの勝利の雄たけびに聞こえるようになってしまった。(頼徳)


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 社会・事件

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