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テイクオフ:少年の悲鳴。教師が物差…

少年の悲鳴。教師が物差しで子どもをたたく音。台湾人の義父は小学校時代の思い出を話してくれた。教師から鉄拳制裁を受ける理由は、台湾語を話したから。外省人(大陸出身者)が本省人(台湾出身者)を教化する。そんな価値観が60年代の学校教育の根幹にあった。

しかし義父が今も家庭で台湾語を話し、台湾語のドラマを見るように暴力と恐怖で人の言葉を奪い取ることはできない。むしろこの頃に教育を受けた本省人の憤慨の集積が後の台湾の民主化を推進したとも言える。

時は流れ妻の少女時代、学校は文化的多様性を守る趣旨で台湾語教育を強化。しかし皮肉にも、子どもの台湾語能力は義父の世代に比べ下降傾向に。義父にこの傾向に不満はないか聞くと、「しゃべりたい言葉をしゃべれば良い」と答えた。大っぴらに母語を話せなかった若き日を振り返り、どこか子どもをうらやむ表情にも見えた。(陳)


関連国・地域: 台湾
関連業種: 政治社会・事件

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