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貸し渋りで豪集合住宅建設に打撃=フィッチ

オーストラリアでは大手銀行が不動産開発業者や投資家への融資を引き締めていることで、主要都市の郊外の高層集合住宅建設プロジェクトに影響が出始めている。大手格付け会社のフィッチは、オーストラリアの住宅価格が今後1年間で最大10%下落すると予想している。オーストラリアンが伝えた。

オーストラリアの住宅価格は過去1年間で2.7%下落。規制当局が不動産投資家やリスクの高い借り手に対する融資規制を強化し、王立委員会が銀行の融資手続きを精査する中、各銀行はここ数カ月、住宅ローンの金利を引き上げており、融資基準の引き締めが大規模な集合住宅建設プロジェクトに影響を及ぼし始めている。

フィッチの調査によれば、投資家の82%はオーストラリアの住宅価格が向こう1年間で2~10%低下すると予想。フィッチは、オーストラリアの金融市場にとって不動産市場の低迷が最大のリスクになると指摘している。

オーストラリア国内で総額16億豪ドル(約1,279億円)に上る開発計画を抱えているマレーシアの不動産開発大手SPセティアは15日、融資引き締めの影響に懸念を表明。オーストラリア事業のチョン・カイワイ最高経営責任者(CEO)は、昨年には新規の建設が少なかったと指摘し、2016年には集合住宅供給が飽和状態にあったが、20年には不足するとの見通しを示した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融建設・不動産マクロ・統計・その他経済

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