シンガポールの陸上交通庁(LTA)は22日、川崎重工業と中国の南車青島四方機車車両(南車四方)のコンソーシアムにMRT(地下鉄・高架鉄道)南北線・東西線向け新車両(12編成)を発注したと発表した。
発注額は1億3,680万Sドル(約117億円)。1編成当たり6両から成る。2018年から順次納入を受け、19年半ばにも両線に投入する予定だ。
LTAは、2016~19年にMRTで新たに57編成を導入する計画。今回発表したのは、このうちの最後の発注分となる。
両線の新車両には、MRTで初めて跳ね上げ式座席が設置されるほか、扉上部には現在地を含む路線図や、次の停車駅で開くドアなどの情報を掲示する。
19年までには、両線のほか、北東線、環状線(サークルライン)を含めて計99編成を追加し、保有編成数を従来比で50%増やす計画だ。
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