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豪2Q賃金2.1%上昇、低水準も今後伸びるか

豪政府統計局(ABS)が15日に発表した今年第2四半期(4~6月)の賃金価格指数(WPI、季節調整値)は、前年同期比で2.1%上昇、前期比では0.6%上昇した。低水準の伸びが続いているものの、市場では、7月の最低賃金引き上げ効果が今後表れるとみられることから、第3四半期(7〜9月)は伸びるとの見方が出ている。

第2四半期のWPIは、公共部門が前年同期比2.4%、前期比0.6%上昇し、民間部門は2%、0.5%とそれぞれ上昇した。

地域別のWPI(実測値)は、前期比では北部準州(NT)が0.6%上昇と最も高かった一方、南オーストラリア(WA)州が0.2%上昇と最も低かった。年率では、ビクトリア州とタスマニア州が2.5%上昇と最も伸びた一方、WA州とNTが1.5%上昇と伸び率が小さかった。

業種別の賃金上昇率(実測値)は、前期比では卸売りが1.1%上昇、前年同期比では保健医療・社会サービスが2.7%上昇、宿泊・食品サービスが2.3%などと貢献した。

ABSのチーフエコノミストのホックマン氏は「過去4四半期で年率平均2〜2.1%で落ち着いている。業界によって伸び率は多様」と述べた。

キャピタル・エコノミクスのポール・デールズ氏は、7月の最低賃金引き上げの効果が期待されるため、第3四半期は年率2.2%に上昇すると予想。英米などでも賃金上昇率は伸び悩んでおり国内でも低水準は続くとした上で、「失業率と不完全就労率が徐々に低下していることが年末以降の伸びにつながるだろう」としている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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