19年の賃上げ交渉開始、労働側は8%提案

ベトナムで労使の代表と政府の諮問機関である国家賃金評議会(NWC)の第1回会合が9日開催され、2019年の最低賃金についての交渉が始まった。9日付ダウトゥ電子版などが報じた。

労働者側を代表するベトナム労働総同盟(VGCL)のマイ・ドゥク・チン副議長は、8%の引き上げ率を提案した。提案の根拠として、国内総生産(GDP)の成長率約7%や消費者物価指数(CPI)の上昇率約4%、社会労働生産性の向上率約5%といった経済社会の発展状況、引き上げ後に最低生活水準の95.4%を満たすことなどを挙げた。

一方、雇用者側代表のベトナム商工会議所(VCCI)のホアン・クアン・フォン副会頭は、VGCLの引き上げ率は高すぎて企業の支払い能力を超えるとして、現状維持を主張した。過去10年間に最低賃金が毎年引き上げられているのに対し、公務員の最低賃金は3回しか見直されていないことや、VCCIが国内の20の業界団体と6つの外国企業団体にアンケートした結果、いずれも現行の最低賃金の維持を希望したことなどを根拠に挙げた。

NWCの議長を務めるゾアン・マウ・ジエップ労働・傷病軍人・社会事業次官は、「20年までに最低生活水準を満たす引き上げ率は2年間で8.4~10.4%」とのNWCの参考数字を提示し、あと2~3回の議論で交渉がまとまるとの見通しを示した。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 雇用・労務

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