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テイクオフ:「台湾に来てからの出来…

「台湾に来てからの出来事で、一番印象に残っていることはなんですか?」――。

日系外食チェーンの台湾トップに聞くと、初出店までの苦闘の日々が忘れられないと返ってきた。開業日が当初の予定から5カ月も延びプレッシャーと戦う毎日。そんな中でも本社の社長からは1回の催促もなかった。やっとこぎつけたオープン初日の「ようやった」の一言が胸にしみたそう。

後日、当の社長に聞くと、「待ち続けた5カ月の時間は、今振り返ると、実は人を育てるのに必要な時間だった」と語る。その時の苦労が布石となり、台湾での事業は着実に進展しているという。

リアルな言葉は人の心を打つ。出店までのエピソードを知ると、その店との心の距離感がぐっと近く感じるから不思議だ。日系企業の進出をストレートニュースとして伝えることも多いが、その裏にはそれぞれの苦闘のドラマが潜んでいることを忘れまい。(優)


関連国・地域: 台湾
関連業種: 社会・事件

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