テイクオフ:「神父さんがカソック(…

「神父さんがカソック(立襟の祭服)の裏に銃を吊す」という、まるで漫画や映画のような話が、フィリピンでは現実になっているらしい。

国家警察(PNP)はこのほど、2017年6月~18年6月の1年間で、神父を含む聖職者からの銃の携帯許可の申請が200件以上あったと明らかにした。現地紙では「銃を持つということは暴力に暴力で返すということ」という批判も見られた。当地で医師や聖職者、会計士に銃の携帯を認める改正銃規制法が成立したのは5年前。「職務上、差し迫った危険にさらされる」職業と認められたためだが、宗教上は微妙な問題をはらんでいるらしい。

身近でも「聖書の精神に反する」と厳しい見方をする人がちらほら。言葉や論理が通じない相手もいるし、死んだらおしまいでは、と思うのは信心がないためか。信仰の示し方、暴力との向き合い方の難しさを思った。(あ)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 経済一般・統計社会・事件

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