廃棄物密輸、税関総署が集中取り締まり

中国税関総署は22日、海外からの廃棄物密輸の集中取り締まりを実施した。天津、上海、広州など同署直属の25税関で職員1,291人を動員し、摘発チームを212チーム組織して、全国17の省・自治区・直轄市を対象に調査と摘発を行った。近年では最大規模の取り締まりという。

廃棄物密輸に関係したとみられる39の組織を摘発。22日午後9時までに、廃プラスチック、スラグ、スクラップなど密輸廃棄物60万6,500トンを押収し、容疑者137人の身柄を拘束したほか、容疑者らが密輸で違法に得たとみられる資金を差し押さえた。

押収品のうち、海外で製錬されたスラグは、国の環境基準を満たさない輸入が禁じられているものだった。また今回、税関が摘発したある企業は輸入が規制されているスクラップや廃プラスチックを汚染防止設備を持たない企業に違法に転売していた。

税関は今年1~4月、原材料として輸入された固形廃棄物577万2,700トン、価値にして55億6,200万米ドル(約6,150億円)相当を検査。その結果、禁止物質の検出、基準を超える放射能などを理由に、2万1,500トン、1,206万8,500米ドル相当を不合格にした。


関連国・地域: 中国-全国
関連業種: 経済一般・統計社会・事件政治

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