今年の成長率3.8%に、スタンチャート予測

英系金融大手スタンダード・チャータード銀行は14日、香港の2018年の経済成長率予測を従来の前年比3.2%から3.8%に引き上げたと発表した。第1四半期(1~3月)の成長率が市場予測を上回ったことを理由に挙げた。明報など香港各紙が伝えた。

スタンチャート銀によると、第1四半期の力強い成長率は消費、投資、サービス輸出がともに押し上げ要因。香港経済が好調なことを意味し、香港は金利の上昇や貿易の不確定要素などのマイナス要因を吸収することができる。ただし、比較対象となる前年同期の数値が高くなる今後は、伸びがやや鈍化する見通し。

来年の成長率予測は3%から3.4%に上方修正した。

香港政府が11日に発表した第1四半期の経済成長率を受け、複数の投資銀行が今年の成長率予測値の引き上げに動いている。このうち米投資銀のJPモルガンは従来の3.3%から4%、シンガポールを本拠とする華僑銀行(OCBC銀行)は2.9%から3.6%にそれぞれ上方修正した。

香港の第1四半期の域内総生産(GDP、速報値)成長率は実質で前年同期比4.7%だった。前四半期(17年10~12月)から1.3ポイント拡大し、11年第2四半期(4~6月、5.1%成長)以来約7年ぶりの成長率となった。好調な世界経済を背景に、内需と輸出が強く伸びた。


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