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テイクオフ:「沖縄のシーサー(風獅…

「沖縄のシーサー(風獅爺)の影響だね」――。墓研究の第一人者である陳先生がうなずく。新北景美の新築マンション群に埋もれたその屋形墓は、魔除けの神獣・シーサーの巨大な頭をひさしに見立てた、奇抜なデザインだ。

台北万華の豪商が戦前に建てたシーサー墓。陳先生いわく台湾唯一の形で、鼻孔が通気口の役割を果たすらしい。戦後の混乱で荒廃したが、一帯の開発に伴い「再発見」された。「墓参者には福を与える。墓荒らしした輩の一家は滅亡させる」と記された碑文が、建立当時の世相を物語る。

名著「台湾的古墓」で知られる陳先生とは墓めぐり中に偶然知り合い、何度かその謦咳(けいがい)に接した。宅地化で各地の古墓は急減しており、陳先生は「行政ではなく開発業者と話して移設保存などの道を探る」と話す。先生の現実路線が功を奏し、シーサー墓は修復工事が始まるという。(淳)


関連国・地域: 台湾
関連業種: 社会・事件

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