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HSBC、本土投資強化と新組織設立

英金融大手HSBCは今後、行内の煩雑な手続きをスリム化し、中国本土への投資を従来注力していた華南地域から全域に拡大する方針だ。10日付サウスチャイナ・モーニングポストなどが伝えた。

マーク・タッカー会長は9日に香港で開いた会合で、アナリストや投資家に対し、肥大化したガバナンス構造のスリム化が最優先課題の一つだと説明。20人以上いた取締役会のメンバーを14人に減らしたほか、手続きのより踏み込んだ削減を計画しているという。

一方、投資家向けのプレゼンでは、ジョン・フリント最高経営責任者(CEO)がアジア、とりわけ本土により注力する方針を示した。ただ、プレゼンによると、本土の昨年のリテールバンキング部門は前年比7%の減益となった。

タッカー会長によると、HSBCは7月の中間期決算発表前に新戦略を発表する予定。

■大湾区の商機狙う

HSBCはこのほど、広東省・香港・マカオの経済協力を強化する構想「粤港澳大湾区」での商機をつかむために、広東省と香港にそれぞれ、イノベーションと科学技術企業向けのサービスに特化した専門チームを立ち上げた。

香港経済日報などによると、広東省に設立したチームは、特にニューエコノミー分野の中小企業を顧客ターゲットに据える。


関連国・地域: 中国香港
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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