中国の通信設備・機器大手ファーウェイ(華為技術)のタイ法人ファーウェイ・テクノロジーズ(タイランド)は26日、タイで第5世代(5G)の移動通信システムの商用サービスが2022年末までに開始されるとの見通しを示した。27日付バンコクポストなどが伝えた。
チャン・ホア社長は「タイ市場向けの5Gソリューション開発に向けて、携帯通信各社にアプローチをかけている」と説明。高速・大容量通信が可能な5Gサービスは「モノのインターネット(IoT)技術を採用している垂直統合型の産業がターゲットになる」と指摘した。
タイ国家放送通信委員会(NBTC)のプラウィット委員は「タイが産業の高度化策『タイランド4.0』を推進することができれば、米国や欧州、日本、中国、韓国に次ぐ第2グループとして、タイで5Gの商用利用を開始できる」との見方を示した。
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