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大幅赤字のマイヤー、会長が再編に大なた

2017/18年度上半期(17年8月~18年1月)決算で4億7,822万豪ドル(約391億円)と過去最大の赤字を記録したオーストラリアの百貨店大手マイヤーのハウンセル会長は、事業再編のため、商品価格を引き下げ、カスタマーサービスへの投資を増やす戦略を発表し、株主らの理解を求めた。22日付オーストラリアンが伝えた。

上半期の売上高は17億1,900万豪ドルで、前年同期比で3.6%減だった。のれん償却費などの減損費用が5億1,530万豪ドルに上ったことが、同社の100年以上の歴史で最大の赤字につながった。

マイヤーの最高経営責任者(CEO)は、アンバース氏が先月、業績不振の責任を取って辞任して以来、空席となっている。ハウンセル会長はアナリスト向けの説明会の中で自らを「暫定の」CEOとし、事業の大幅な再編を進める考えを示した。同会長は、新CEOが決まるまで月8万3,333豪ドルを自身に支払うという。

一部のアナリストは、同社が実施した減損の規模が小さすぎ、この冬の販売が不振だった場合、管財人の管理下に入る恐れもあると見る向きもある。

マイヤーの固定費用カバレッジ比率は1.65で、銀行が求める1.5をわずかに上回っている。同社は協調融資団の構成を明らかにしていないが、日本の金融機関も含まれているものとみられる。


関連国・地域: オーストラリア日本
関連業種: 金融小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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