地方雇用主ビザに新職業リスト導入

オーストラリア内務省は、地方雇用主指名ビザ(RSMSビザ/サブクラス187)について、3月18日から新しい職業リストを導入したと発表した。また就業経験などの要件も追加され、外国人留学生にとっては申請の敷居が高くなったもようだ。公共放送SBSが報じた。

RSMSビザは、地方で働く技術を持った外国人に永住権を提供するもの。今回導入された地方職業リスト(ROL)には、地方部における人材のニーズに対応するための465職種が掲載されている。含まれるのは小学校教師、介護従事者、地質学者、ワイン製造者などだ。

同ビザを申請するには、申請者はオーストラリアの地方で操業する雇用主から指名を受けていること、45歳未満であること、必要となる技術や資格を保持すること、および一定の英語力を保有することが必要となる。また、申請前に一定期間の就業経験があることも条件となった。

就業経験の必要性が条件に追加されたことについて、移民エージェントからは「外国人留学生がRSMSビザを申請することが難しくなる」と懸念の声が上がっている。これまでは、地方においてレストランやカフェのマネージメントやシェフとして仕事をしてきた留学生は、職業訓練コースの終了後に就職先を見つけて187ビザを申請することができた。しかし今後は、要件を満たすだけの就業経験があることを証明しなければならず、留学生にとっては大きな障害となるという。

ROLは、雇用・中小企業省によるレビューや国民からの意見聴取の後、7月に見直される予定だ。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 経済一般・統計雇用・労務政治

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