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ASIC、金融業界の競争促進を新目標に

オーストラリア政府のオドワイヤー金融サービス相は、シドニーで今月19日に開かれた、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)の年次会議に出席し、同委員会の役割について、金融業界の監視だけでなく、競争の促進を主軸に置くとする方針を示した。さらに、ASICの権限強化を進める中、委員長代理を新たに一名増やす6人体制とすることも明らかにしている。地元各紙が伝えた。

オドワイヤー金融サービス相は、ASICは資本市場を正しく機能させることと、金融システムとの信頼関係を築くことの間で釣り合いを取るという、困難な仕事を課せられているとした上で、「消費者が最大の対価を得るのに必要なのは、規制ではなく競争だと信じている」と述べ、ASICは今後、独自の権限が金融サービス業界における競争に及ぼす影響をしっかりと認識することが必要との考えを示した。

さらに、オドワイヤー金融サービス相は、2人目となる委員長代理が加わることで、組織基盤が強化され、市民や企業とのコミュニケーションが円滑に運ぶと期待を示した。新会長に就任したばかりのジェームス・シップトン氏の代理である、ピーター・ケル氏の任期は今年5月までとなっており、同氏が再選されるかについては今のところ不明。

ASICの役割を見直す動きは、生産性委員会による見直しや、オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)が金融業界の競争に関する調査を進めていること、さらに向こう1年間をかけて行われる王立委員会による金融業界に対する調査を政府が意識したものとみられている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済社会・事件

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