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2大労組の合併、資源業界団体などが上訴

オーストラリアの労使裁定機関フェアワーク委員会(FWC)が、国内2大労組である、オーストラリア海運労組(MUA)と建設・林野・鉱山・エネルギー労組(CFMEU)の合併を承認したことを受けて、資源業界の団体の鉱業・金属協会(AMMA)などが延期を求めて上訴したことが分かった。連邦政府が労組の合併に関する改正法案を可決するまでの、時間稼ぎとの見方もある。9日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

AMMAと建設業界団体マスター・ビルダーズ・オーストラリア(MBA)は8日午後、FWCの上層部に対し、同委員会の合併承認決定について上訴した。両団体は、今月27日の合併効力発生日について延期を求めているという。

一方で連邦政府は、過去に違法行為をした労組の合併を禁止する法律について、法案を再提出する動きを見せている。同法案は昨年後半に提出されたが、上院議会で否決されていた。今回は、無所属議員が同法案の支持に回る可能性があるとみられている。これに合わせAMMAは、合併有効日が確定した後は合併を阻止できない現行法を見直し、有効日が確定していても有効日前であれば合併を阻止できる法律への変更も求めている。

両団体は、巨大労組の誕生が業界の脅威になると懸念しているが、CFMEUは「もしFWCが今回の合併を公共の利益に反すると考えているなら、そもそも承認するはずがない」と両団体の行為を批判している。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務政治

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