タイヤ原料不足、業界団体が輸入拡大要求

自動車タイヤ製造業者協会(ATMA)は、タイヤの主要原料である炭素主体の微粒子カーボン・ブラックの輸入を拡大するよう政府に要請している。国内市場で不足が深刻化しているためだ。ビジネス・ライン(電子版)が19日に伝えた。

カーボン・ブラックの需給ギャップは2016/17年度(16年4月~17年3月)に14%だったのが、17/18年度は20%に拡大している。ATMAはカーボン・ブラックが不足している理由について、国内の生産量の伸びが需要の増加に追い付いていない上、国内生産業者が輸出を拡大していることが影響していると指摘。こうした状況の中、政府が中国製のカーボン・ブラックに反ダンピング(不当廉売、AD)関税を課したことで輸入量も減少し、調達が困難になっていると訴えている。中国は世界最大のカーボン・ブラック生産国で、世界全体の生産量の約4割を占有している。

ATMAによると、国内タイヤメーカーの中にはカーボン・ブラック不足により、工場を閉鎖せざるを得なくなった企業もあるという。

ATMAは政府に対して、需給ギャップが解消されるまで中国からのカーボン・ブラックへのAD関税を廃止し、非課税での輸入を認めるよう要請。同時に、国内産のカーボン・ブラックの輸出に関しても、量を制限するなどの措置を講じるよう求めている。


関連国・地域: 中国インド
関連業種: 自動車・二輪車製造一般

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