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CBA、上半期の利益47億豪ドル

オーストラリアの銀行最大手コモンウェルス銀行(CBA)は7日、ナレブ最高経営責任者(CEO)による現役最後となる今年度上半期(17年7~12月)決算報告を行った。現金利益は前年同期比1.9%減の47億3,000豪ドル(約4,020億円)だった。複数の係争を抱えつつも業績が底堅いことを強調し、銀行業界が顧客を搾取しているとの批判を一蹴した。8日付地元各紙が伝えた。

引当金5億7,500万豪ドルを計上したため、現金利益は市場予測の52億豪ドルを下回った。引当金には対資金洗浄・対テロ関連法律違反により科される可能性のある罰金3億7,500万豪ドル、王立委員会への対応などその他の法務・コンプライアンス関連コスト2億豪ドルが含まれる。ナレブCEOは「引当金の計上は遺憾だが、我々は問題解決に全力を尽くしており、これが正しい対応だと考えている」と述べた。

それでも、売上高に相当する経常収益は予想を上回り4.9%増加し、自己資本比率は高く、不良債権は依然として極めて低い。堅調な業績に貢献したのは、ナレブCEOの後任に指名されたコミン氏が率いるリテール部門だ。住宅ローンや預金を扱う同部門の現金利益は、前年比8%増の26億5,000万豪ドルだった。

またナレブCEOは、同行を含む国内4大銀が顧客を搾取しているとする生産性委員会の指摘に対し「銀行は業績によって評価されるべきであり、好調時に高利益を出すことは、苦境時を乗り越えるためにも必要なこと」と反論。最近の株式市場にみられるような市場の大幅変動に備え、市場からの調達資金の保有期間を長期化したり、集合住宅開発への融資を縮小するなどの対策を取っていると述べた。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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