• 印刷する

Xマスの消費好調、本土客は高額品購入も

香港小売企業のクリスマスの売り上げが好調だ。景気回復に伴う消費意欲の高まりが背景にある。23~25日に香港を訪れた中国本土の旅行者は前年同期に比べ1.5%減少したものの、高額商品を購入する動きもみられたという。27日付信報が伝えた。

香港宝飾品販売大手の周生生集団国際の劉克斌社長(中華圏担当)によると、クリスマス連休期間の来店者数は前年同期比で5~6%増え、売り上げは2桁の伸びを示した。観光地に立地する店舗は本土客でにぎわい、消費額が40万~60万HKドル(約580万~870万円)に上る取引が4件あった。取引全体に高額品の購入が占める割合はわずかだが、「近年(これほどの消費は)めったにないこと」と指摘した。

同業のプリンス・ジュエリー&ウオッチ(太子珠宝鐘ヒョウ、ヒョウ=金へんに表)のトウ鉅明(トウ=登におおざと)会長も、地元客の購買力回復が追い風となって、クリスマス連休の売り上げは5~10%増えたと予測した。

商業施設の売り上げも好調だ。香港の不動産デベロッパー、信和置業(サイノランド)が新界・屯門と九龍で運営する商業施設「屯門市広場(TMTプラザ)」、「奥海城(オリンピアン・シティー)」の23~26日の来店者数は1割増えた。陳欽玲(ロニー・チャン)賃貸部長によると、高級品やアクセサリー、子ども服の販売は通常時から3割増となり、アパレルや化粧品、音響機器も同じく3割伸びた。

香港の大手デベロッパーである新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)傘下の商業施設8カ所では、18~26日の来店者数が11%増加した。売上高は前年同期から1割増の5億5,000万HKドルとなった。

■入境者は6%増に

香港政府入境事務処(入境管理局)によると、23~25日の3日間に香港に入境した人の数は前年同期比6.6%増の144万5,000人だった。ただ本土客は1.5%減の52万5,000人。特に日曜日だった25日の入境者数が9万8,000人と伸び悩んだ。本土では翌26日が香港のように休日ではなく、平日だったことが入境者数に影響したとみられる。

3日間の出境者数は180万人で、前年同期から横ばいだった。


関連国・地域: 中国香港
関連業種: 繊維鉄鋼・金属小売り・卸売りサービス観光メディア・娯楽

その他記事

すべての文頭を開く

10月のコンテナ取扱量、9カ月連続マイナス(11/16)

高速鉄道を広州市街に延伸へ 市が計画案、利便性向上(11/16)

豪カンタスの超長距離直行便、香港の脅威に(11/16)

香港の「中国化」に懸念、米諮問機関(11/16)

マカオ政府が施政報告、現金支給を増額(11/16)

微信支付HKの決済急増、今年10倍に(11/16)

HKT、ウエスタンユニオンと送金で提携(11/16)

反発、好決算の騰訊が押し上げ=香港株式(11/16)

上海企業、香港で仮想通貨クオンツファンド(11/16)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

NNAからのご案内

出版物

各種ログイン