副大統領選の再集計、来年2月に開始

昨年5月に実施されたフィリピン副大統領選挙の集計不正疑惑に関し、大統領選挙法廷(PET)の機能を代行する最高裁判所は、来年2月から再集計作業に取り掛かると発表した。ビコール地方の南カマリネス州など3カ所で、集計の見直しを実施する。7日付ビジネスミラーなどが伝えた。

再集計は、副大統領選でレニ・ロブレド氏に敗退したフェルディナンド・マルコス前上院議員が、集計に不正があったとして大統領選挙法廷(PET)に申し出た異議に基づいて実施される。マルコス氏は26万3,000票差の僅差でロブレド氏に敗れたが、投票集計機(VCM)の不正操作で、400万近い票が集計されていない可能性があると主張していた。

再集計作業は、マルコス氏が選定した3カ所で行われる見通し。ロブレド副大統領の地元である南カマリネス州で実施した後、ビサヤ地方のイロイロ州、東ネグロス州でも集計の見直しが予定されている。

最高裁が集計の見直しを決めたことについて、マルコス氏の代理人のジョージ・ガルシア弁護士は「ようやく再集計が認められたことを歓迎したい」とコメント。ロブレド副大統領側のロムロ・マカリンタル弁護士は「2010年から自動集計の不正を訴える事例は500件を超えているが、集計の不正が明らかになったケースは見当たらなかった。再集計により、ロブレド氏の当選の正当性があらためて証明される」と自信を表明した。


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