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香港ドル上昇、HKMAが為替基金証券発行

香港ドルは8日、大きく上昇した。対米ドルレートは午後に急伸し、同日の午後9時20分時点では7.7964HKドルと、7.7HKドル台に突入した。今年6月以来の高値。香港金融管理局(HKMA)が同日、為替基金証券の発行計画を発表したことを受けて、市場に流動性逼迫(ひっぱく)への懸念が広がった。9日付明報、蘋果日報が伝えた。

HKMAの発表によると、2年物の為替基金証券を12億HKドル(約174億6,100万円)相当発行する。これは2年前に発行した同証券が今月20日に償還期限を迎えるためで、追加的な流動性吸収を意図したものではないという。HKMAは8月と9月に合計で800億HKドル相当の同証券を増発しているが、陳徳霖(ノーマン・チャン)総裁は10月時点で、「当面の増発はない」と表明している。

しかし8日の香港ドル相場は、HKMAの発表に敏感に反応。午前まで7.8040HKドル付近で推移していたが、一気に90ベーシスポイント以上跳ね上がった。華僑永亨銀行(OCBC永亨銀行)の李若凡エコノミストは、「今回の為替基金証券の発行計画は8月に公表され、今回はその詳細を発表したのみだったが、現在の弱気な市場ムードの中で、流動性の逼迫懸念が高まった」と分析した。


関連国・地域: 香港
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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