香港企業の再編・清算増加へ、デロイト

米系大手会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツ中国の華南地区担当マネジングパートナー、黎嘉恩(デリック・ライ)氏はこのほど、今年の市況は前年よりさらに悪いとして、「今後は香港企業の再編・清算案件の増加が避けられない」との見方を示した。19日付明報が伝えた。

黎氏は、企業の再編・清算件数が増えると同時に、個別案件の規模が例年に比べて大きくなっているとも指摘。過去の案件は債務規模が数億HKドル程度だったのに対して、近年は最小でも数十億HKドル規模に達していると説明した。債権者の構造も複雑化しており、現在関わっている案件では中国本土と香港の債権者双方の異なる利益が絡むものがあるなど、処理が難しくなっていると述べた。

さらに中国の現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」政策が推進される中で、香港企業は以前に比べて良い買い手を見つけづらくなっているとも分析。本土資金の流入先が一帯一路沿線国・地域に移行している現状を説明した。


関連国・地域: 中国香港
関連業種: 経済一般・統計金融・保険商業・サービス政治

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