ニコン、バンガロールに産業機器の展示施設

ニコン・インディアがバンガロールに設置した技術拠点の内部の様子(同社提供)

ニコン・インディアがバンガロールに設置した技術拠点の内部の様子(同社提供)

ニコンは19日、インドの南部カルナタカ州バンガロール(ベンガルール)に産業機器の展示拠点を開設した。これまでは顧客となる自動車関連メーカーに対して、北部ハリヤナ州グルガオンに置く現地法人の本社で自社製品を紹介していたが、南部にも同様の施設を置き、需要を開拓する。インドでの産業機器の売り上げを向こう3〜5年で現行比3倍に引き上げる。

現地法人ニコン・インディアが商業ビル内に「ベンガルール・テクニカル・センター」を設置した。3次元の非接触の測定器3点、2次元の測定器3点を置いた。製品のデモやサンプル評価を実施する。営業で1人、エンジニア関連で1人を配置した。代理店である地場企業を通じて販売する。

バンガロールや南部タミルナド州チェンナイでは、トヨタ自動車や日産自動車などが工場を操業。自動車関連メーカーも多く進出している。

ニコンは半導体事業の黒字化のめどが立たず、カメラを含む映像事業の市場縮小などが経営に影響。2016年から19年まで人員削減を含む構造改革を進めている。今後は成長戦略の1つとして産業機器事業を強化する方針を掲げており、今回の取り組みはその一環でもある。

16年度(16年4月〜17年3月)連結決算は、産業機器を含むインストルメンツ事業の売上高が734億4,900万円と、まだ全体の約1割にとどまる。ニコンは同事業で、将来的に売上規模1,000億円を目指す考えだ。


関連国・地域: インド日本
関連業種: 製造一般

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